Excelで相関関係を簡単に調べる方法
普段の業務などでExcelを使用し、相関関係を調べたことはありますか。
すごく難しそうなので、やらない方も多いと思います。
でも、関数CORRELを使用すれば、簡単に相関関係を調べることができます。
目次
相関関係とは?
相関関係とは、一方が増加する時、他方が増加もしくは減少する傾向がある二つのデータの関係のことです。
中でも、互いに増加する傾向があることを正の相関関係
一方が増加する時、一方が減少する傾向があることを負の相関関係と呼びます。
これはマーケティングなどの仕事で、仮説の検証として役立ちます。
CORREL関数とは?
CORREL関数とは、二つのデータの相関関係を数値で表す関数です。
数値が1に近い場合は正の相関関係があり、-1に近い場合は負の相関関係があります。
また、0に近い場合は相関関係がないことを意味します。
引数は配列1と配列2の二つがあり、それぞれに調べたいデータを入れるだけで簡単に調べることができます。
実際の使用例
ここでは、アイスクリームの売上と気温の相関関係があるかを例にします。
先程上述したように、引数には調べたいデータを入れるので、
引数1には気温のデータ範囲、引数2には売上のデータ範囲を入力します。
実行すると、0.91と限りなく1に近い数値が出ました。
よって、気温とアイスクリームの売上には正の相関関係があることが証明されます。
まとめ
このように、CORREL関数はとても簡単に相関関係を調べることができる便利な関数です。
ホームページの閲覧と売上に相関関係はあるのか等、マーケティング業務にも
活用できることがたくさんあります。
なので、是非使ってみてください!
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