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事務作業で役に立つエクセル関数などを解説します。

Excelで練習用データを簡単に作る方法=RANDBETWEEN関数=

Excelで練習用データを作成する際、ランダムな数字を打ち込むのは面倒な上、

膨大な時間を費やしてしまいます。

今回はそんな悩みを一気に解消するRANDBETWEEN関数を紹介します。 

目次

 

RANDBETWEEN関数とは?

RANDBETWEEN関数とは、指定した範囲からランダムな数値を自動で入力してくれる関数です。

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引数は2つで、最小値、最大値を指定するだけで、その間の数値をランダムで出してくれます。

この関数を使用することで、売上のデータを一瞬で作成することができます。 

 

RANDBETWEEN関数を使用する際の注意点

この関数はとても便利ですが、一つだけ注意しなければいけません。

それは、セルを編集する度に数値が変わってしまうことです。

しかし、少し工夫すれば数値が変わらなくなりますのでご安心ください。

ここからは実際に練習用データを作成していきます。 

実例

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まずは適当なデータ表を作成し、関数を打ち込みます。

今回は売上をランダムで出しますので、最小値を100000、最大値を200000と設定します。

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すると、132507というランダムな数値が出されました。

あとはオートフィルで全てのダータを埋めちゃいます。

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データ表を作成できたものの、上述したように、B2のセルの数値が先程と変わってしまいます。

そこで、データ範囲をコピーし、形式を選択してペーストから値のみをペーストします。

 

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数式バーが関数ではなく数値になったことを確認できればOKです。

後はSUM関数で合計を出し、数値にカンマをつけてあげれば練習表の完成です。

 

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まとめ

今回はランダムで数値を作成できるRANDBETWEEN関数を紹介しました。

Excelの練習用データを作成したい場合や、会社のデータを使用したいが情報漏洩になるのでデータを変更したい場合など、使い勝手が良い関数ですので是非使用してみてください!

 

 

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