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事務作業で役に立つエクセル関数などを解説します。

Excelマクロ&vba[実践ビジネス入門講座]| VBA関数

本ブログは、著者国本温子さんの『Excelマクロ&vba[実践ビジネス入門講座]』を解説させて頂くブログとなります。

 

VBA関数とは

エクセルで様々な関数が用意されているように、VBAにも独自の関数があります。

ここではVBAで使える関数をいくつか紹介します。

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上から順に紹介します。

MsgBox関数

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このようにメッセージが表示されます。

具体的な使用例としては、エラー対策として使ったりします。

例えば数字を入力すべきセルに文字が入っていれば、

メッセージで警告するようなイメージです。

 

 

Left関数

Range("A1") = Left(abcde,3)を実行すると、

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A1セルに"abcdf"の左から3文字、すなわちabcが入ります。

Right関数も当然存在し、Left関数と同じように右から○文字を取り出します。

 

InputBox関数

InputBox 質問の内容, タイトルと記述します。

InputBox "お住いの住所を入力してください。", "住所調査"これを実行すると、

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このようにタイトル・質問が表示され、入力欄に自由に記述することができます。

この関数の使い方としては、

入力された文字に応じて処理を変える場合に使用することがあります。

実務ではそれほど使うことはありません。

 

Year関数

Range("A1") = Year(now)

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上記はNow関数との組み合わせとなります。

nowは現在の日時(2022年1月27日)となり、その日時の年を取り出すので、

A1セルには2022が入ります。

同様に、Month、Day関数もあり、たまに実務で使います。

 

エクセルの関数を使用する方法

 

VBA関数だけでなくワークシートで使用するSUM関数やVlookUp関数なども

使用することができます。

VBAで使用する際は、"WorksheetFunction.ワークシート関数"と入力します。

 

例 Range("D1") = WorksheetFunction.Sum(Range("A1:C1"))

D1セルにA1~C1の合計を入れることができます。

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ちなみにWorksheetFunction.まで記述すると予測変換がでてきますので、

簡単に調べることができます。

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