excel room

事務作業で役に立つエクセル関数などを解説します。

エクセル数値のエラーを一括で解消させる方法

エクセルの表示形式が文字列のセルに数値を入力すると、セルにエラーマークが付いてしまいます。

表示形式を数値に戻してもエラーが解消されず、困ったことはありませんか?

こんな時に、一括で数値のエラーを解消させる方法をご紹介します。

 

①どこでも良いので1と入力し、そのセルをコピーする

 

②エラーのセルを全選択し、右クリック

形式を選択して貼り付けを選択

 

③「除算」を選択し「OK」を押す

 

たったこれだけで、全てのエラーが解消されます!

 

 

エラーが気になっていた方は是非とも試してみてください!

 

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【エクセル】図形の色をスポイトで背景色と同色にする方法

エクセルの図形で画像の色と同色にしたい時ってありますよね?

そんな時にスポイト機能があればすぐに色を変えることができますが、

残念ながらエクセルにスポイト機能はありません。

 

しかし、ちょっとした工夫をするだけでスポイト機能が使えるようになります。

 

 

①Power Pointを起動

②Power Pointに画像を貼り付け



③エクセルで使用したい図形をパワポで挿入

④図形の書式→図形の塗りつぶし→スポイトを選択

 

これで図形を画像と同色にすることができました!

 

あとはこの図形をコピーし、エクセルに貼り付けるだけで

簡単に画像と同色の図形をつくることができます!

 

超便利なのでぜひ使用してみてください!

 

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タスクバーを利用してパソコンのデスクトップをきれいにする

いきなりですが、あなたのパソコンのデスクトップは下のように

ファイルで散らかっていませんか?

昨今はオンラインミーティング等で、パソコンの画面を共有することも増えており、

不意に散らかったデスクトップが映ってしまう可能性があります。

 

 

そのようなことが起きないよう、今回は下のタスクバーを使用した

デスクトップをきれいにまとめる機能を紹介します。

タスクバーとは?

タスクバーは、画面下部にアプリなどが並べられている部分を指します。

使用頻度の高いアプリなどを固定することで、効率化を図ることができます。

 

固定方法は簡単で、固定したいアプリをドロップするだけです。

 

 

デスクトップの整理方法

 

さて、本題のデスクトップの整理方法について紹介します。

先ほど、タスクバーにはアプリを固定できると説明しましたが、

実はアプリだけでなく、ファイルも固定することができます!

 

したがって、これまではエクセルファイルやPDFファイルを

デスクトップへ貼り付けていた人も、

タスクバーへ固定することで、デスクトップに置いておく必要がなくなります!

 

固定方法は簡単で、タスクバーに固定したいファイルを選択し、

タスクバーへドロップするだけです!

 

このように、エクセルファイルなら、エクセルのアイコン上へドロップすることで、

次回以降、エクセルのアイコンを右クリックすることで、

下のようにファイルがピン留めされた状態になり、すぐに開くことができます!

 

同様にPDFファイルなどもタスクバーへピン留めしておけば、

きれいな状態のデスクトップで仕事ができます!

 

 

 

ぜひお試しください!

 

 

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エクセルの値の貼り付けのショートキー紹介

エクセルでコピペをする際、「Ctrl + C」 、「Ctrl + V」を使用されると思います。

 

Ctrl + Vで貼り付けを行うと、

下のように関数が入っていたり、背景色がついていると

書式まで貼り付けされたり、値がおかしくなってしまうことがあります。

 

今回は値のみの貼り付けを行うショートカットキーをご紹介します!

 

 

コピーは普段通りCtrl + Cで問題ありません。

貼り付けを行う際、

①Ctrl + Alt + Vを押す

すると、下のような画面が表示されます。

 

② V を押した後、Enterキーを押す。

 

たったこれだけで値のみの貼り付けが可能になります!

 

この方法を調べるまでは、

①マウスを右クリック

②貼り付けのオプション→値

という手順で貼り付けていましたが、このショートカットキーを覚えたことで

かなり作業が効率化されました!

 

ぜひ今日から使ってみてください!

 

 

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エクセルでふりがなを一括で設定する方法

エクセルで入力した値には、フリガナがセットされているので、

通常ホームタブのふりがな表示を押すと、ふりがなが表示されます。

f:id:omulife:20220302201950p:plain

f:id:omulife:20220302202150p:plain

しかし、外部からデータをコピーして貼り付けた場合、

ふりがなが設定されていない為、ふりがな表示を選択しても表示されません。

f:id:omulife:20220302202404p:plain

データが少なければ手作業でふりがなを打っても問題ないですが、

データが多ければかなり面倒な作業になります。

 

そこで、今回は大量のふりがなも一瞬で設定できる方法をご紹介します。

 

 

開発タブの設定

今回ご紹介する方法を使用するにあたって、開発タブの設定が必要です。

f:id:omulife:20210626191034p:plain


まずは「ファイルタブ」を開き、左下のオプションを選択します。

 

f:id:omulife:20210626191421p:plain

上のような画面が表示されれば、「リボンのユーザー設定」→「開発」にチェックを入れ、OKボタンを押します。

 

たったこれだけで開発タブの設定は完了となります。

 

開発タブが表示されれば、Visual Basicを開きます。

f:id:omulife:20220302202800p:plain

 

Visual Basicを開くと、表示→イミディエイトウィンドウを開きます。

f:id:omulife:20220302202954p:plain

 

 

ここから実際にふりがなを振る作業を行います。

 

①ふりがなを設定する範囲を全て選択

f:id:omulife:20220302203219p:plain

②先ほど開いたイミディエイトウィンドウに、selection.setphoneticと入力しエンターキーを押す

f:id:omulife:20220302203356p:plain

たったこれだけで、全てのふりがなが表示されます。

 

ぜひ使ってみてください!

 

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ブログの解説本 Excelマクロ&vba[実践ビジネス入門講座]はこちら

 

 

 

エクセル 複数ファイルをひとつにまとめるマクロ

以下のコードは、YouTubeで解説した動画のコードになります。

youtu.be

 

Sub macro()
    Dim path As Variant
    path = Application.GetOpenFilename("Microsoft Excel,*xls?", MultiSelect:=True)
    
    If IsArray(path) Then
    
    Dim i As Long
    For i = 1 To UBound(path)
    Dim openBook As Workbook
    Set openBook = Workbooks.Open(path(i))
    
    Dim ws1 As Worksheet
    Set ws1 = openBook.Worksheets(1)
    
    ws1.Range("A2:I" & Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row).Copy _
    ThisWorkbook.Worksheets(1).Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Offset(1)
    Application.CutCopyMode = False
    openBook.Close savechanges:=True
    Next i
    End If
    
End Sub

 

Excelマクロ&vba[実践ビジネス入門講座]解説| For文・繰り返し処理とは?

本ブログは、著者国本温子さんの『Excelマクロ&vba[実践ビジネス入門講座]』を解説させて頂くブログとなります。

 

繰り返し処理とは?

繰り返し処理は、マクロにおいて最重要な項目となります。

繰り返し処理とは、一定の条件を満たす限り同じ処理をし続ける構文となります。

 

For文について

for文とは、指定した数だけ同じ処理を繰り返す処理になります。

以下で例を紹介しますのでなんとなくでいいので理解してみてください。

 

使い方 意味
  Dim i as Long iという数字(Longは数値のデータ型と変数の項目で紹介しています)が入る変数を定義します。
For 変数 = 初期値 To 最終値 For  i = 1 To 5 iという変数は1~5になります。
実行したい処理 Range("A" & i ) = i Aiセルに変数iの数値を入れます。
Next 変数 Next i Forに戻って変数iは次の数字になります。

 

繰り返す回数を指定し、実行したい処理を記述すると、

同じ処理が指定回数分繰り返される特徴があります。

上記の例を実行すると、このような処理が行われます。

 

f:id:omulife:20220219221657p:plain

A列のセルに変数iを入力する処理を5回繰り返します。

 

f:id:omulife:20220219222015p:plain

処理の動作としては、上のようなイメージとなります。

 

 

先ほどの説明では初期値と最終値を記述し、1ずつ増えて繰り返し処理を行っていましたが以下のような処理もあります。

使い方 意味
  Dim i as Long iという数字(Longは数値のデータ型と変数の項目で紹介しています)が入る変数を定義します。
For 変数 = 初期値 To 最終値 step 増やす値 For  i = 1 To 10 step 2 iという変数は1~10 で2ずつ増えていきます。
実行したい処理 Range("A" & i ) = i Aiセルに変数iの数値を入れます。
Next 変数 Next i Forに戻って変数iは次の数字になります。

このように、step値を記述することで繰り返しの値を飛ばすことができます。

step値を記述しなかった初めの例は、step 1 を省略していることとなります。

f:id:omulife:20220219222205p:plain

 

このように、一つ飛ばしで処理が行われます。

 

f:id:omulife:20220219222356p:plain

処理の動作としては、上のようなイメージとなります。

 

上記2つの例は変数の数値が増加していく繰り返し処理でしたが、減っていく繰り返し処理もあります。

使い方 意味
  Dim i as Long iという数字(Longは数値のデータ型と変数の項目で紹介しています)が入る変数を定義します。
For 変数 = 初期値 To 最終値 step 減らす値 For  i = 5 To 1 step -1 iという変数は5~1 で1ずつ減っていきます。
実行したい処理 Range("A" & i ) = i Aiセルに変数iの数値を入れます。
Next 変数 Next i Forに戻って変数iは次の数字になります。

 

初期値から最終値へ減っていくため、必ずstepマイナス数値を記述しなければいけません。

f:id:omulife:20220219222641p:plain

 

f:id:omulife:20220219222735p:plain

処理の動作としては、上のようなイメージとなります。

 

ForとIFを組み合わせるマクロ

上述したFor文と前章で説明したIF文を組み合わせることができれば、ほとんどの事務処理を自動化することができます。

例えば、売上表の中から○万円以上のデータを赤色にする処理や、○○に該当するデータを削除するなどが可能になります。

以下では2点実例を紹介します。

 

 

f:id:omulife:20220219222904p:plain

上の売上表より、売上高が500,000以下の列を赤色にするマクロを例として解説します。

①まず対象となる行は3行目~12行目なのでFor i = 3 to 12 となることが予想できます。

次に繰り返す処理を考えます。

②C列が500,000以下の場合、その列の背景色を赤色にするので、IF C列 <= 500,000 ThenというIF文が予想されます。

③IFの条件に合致していれば、その列の色を赤色にするので、その列のA列~C列= 赤色という処理を行います。

 

マクロ 意味
Dim i as Long データ型が数値の変数iを定義します。
For i = 3 To 12 (Step 1) 初期値が3~最終値を12として、
以下の繰り返し処理を行います。(Step 1)としているのは省略可能ということです。
IF Range("C" & i ) <= 500000 Then Ciセル(初期値が3なのでC3セル、
以降C4,C5セルとなっていく)が500000以下なら下記の処理を行う。
Range("A" & i & ":C" & i ).Interior.Color = vbred 少しわかりずらいですが、
Range("A" & i & ":C" & i )というのは、Aiセル~Ciセルという意味です。それらの背景色を赤色にします。
End if IF文が終了なので、Ciセルが500000よりも
大きければ何も処理を行いません。
Next i Forに戻って繰り返します。

 

 

次に、上の売上表より、兵庫支店以外のデータを削除するマクロを例として解説します。

 

①先程同様、対象となる行は3行目~12行目なので、For i = 3 To 12と書きたくなりますが、行を削除するマクロは要注意です!

行を削除する際は、12 To 3 Step -1 のように、行の下から上へ処理を行うように書かなければいけません。

その理由を後程詳しく解説します。

②兵庫支店以外のデータを削除する=A列が兵庫支店でなければ、その列全体を削除する処理を書きます。

なので、これらをマクロで記述すると、

マクロ 意味
Dim i as Long データ型が数値の変数iを定義します。
For i = 12 To 3 Step -1 初期値が12~最終値を3として、
以下の繰り返し処理を行います。
下の行から上の行へ繰り返し処理を行います。
IF Range("A" & i ) <> "兵庫支店" Then Aiセル(初期値が12なのでA12セル、
以降A11,A10~A3セルとなっていく)が兵庫支店ではなければ以下の処理を実行します。
○○以外ならという不等号は<>になります。
Range("A" & i ).EntireRow.delete Aiセル全体を削除する処理です。
EntireRowについては、プロパティの章で説明しております。
End if  
Next i Forに戻って繰り返します。

 

For文 削除する場合は下の行から順に処理を行う!

もし、行削除を上の行から処理を行ってしまうと、

1回目の処理

f:id:omulife:20220219223353p:plain

 

2回目の処理

f:id:omulife:20220219223438p:plain

 

このように、行がずれてしまいうまく処理ができないので、

行を削除するマクロを記述する際は、下から上へ処理を行うようにしましょう。

 

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