エクセルSUMIF関数を使用し、効率よくデータを集計する方法
Excel商品別にデータを集計する方法
今回は、仕事で商品などのデータを集計する際に役立つ、
重複の削除と、SUMIF関数の組み合わせを紹介したいと思います。
私は、普段の業務でデータの集計を行いますが、
この方法を使用することで、作業時間が大幅に削減されました。
目次
商品が何種類あるかを集計する方法-重複の削除-
この表のように、商品が何種類あるか分からない場合、重複を削除という機能を使用します。
まずは、商品の列を丸ごとコピーし、1列飛ばした場所に貼り付けます。
(なぜ1列空けるかは後述します。)
商品を貼り付けたら、商品の列を選択し、「データ」→「重複を削除」を選択する。
すると、重複の削除の列に、D列のみが表示されますね。
もし、1列飛ばさなかったら、隣接する全ての列が表示され、
ややこしくなるので、飛ばすようにしましょう。
また、「先頭行を列見出しとする」にチェックが入りますが、
見出しがなければチェックを外しましょう。
そして実行すると、下のように商品一覧ができます。
また、複数列での重複を削除したい場合にも使用できるので、
すごく便利な機能です！
例えば下のデータのように、商品名と店舗で一覧を作りたい場合、
先程から、店舗のデータも付け加えるだけで、
複数条件にも対応することができます。
表から商品の個数を合計する-SUMIF-
重複の削除の次に、それぞれの商品数を関数SUMIFで算出します。
SUMIFには、(範囲)(検索条件)(合計範囲)を入力する必要があります。
範囲：数えたい商品の範囲を指定します。
ここでは下記の①の部分です。
検索条件：指定した範囲の中から、どのワードを検索するのかを指定します。
これは下記②が該当します。
合計範囲：検索条件で指定したワードの、どこの数を合計するかを指定します。
ここでは下記の③の部分です。
ここで注意したいこととして、
範囲には必ず絶対参照の$$をつけましょう。
範囲を選択し、F4キーを押すことでつける事ができます。
絶対参照と、総体参照の違いは別の記事で説明しますが、
これをつけなければ、セルをコピーした際にうまくいかなくなります。
関数を入力すると、商品Aの合計が出ましたね。
あとは範囲に$マークがつけるのを忘れずに、
オートフィルをすると、
このように、データ集計が完了します！
以上、長々と説明してしまいましたが、
慣れると1分も掛からず、かなりの効率化になると思うので、
是非実践してみてください！
